悲しい出来事

昨日、友人のお子さんのお通夜に行ってきた

来春には、小学校へ通うはずだったかわいい女の子

頭を打ったことが原因と思われる急性硬膜外血腫だったらしい

　
　

友人やご親族の深い悲しみを想像すると堪らない
同じ年頃の子を持つ親として、とても複雑な心境になる



だってさ、だってさ
さっきまで笑って走ってたんだよ

幼稚園でのことや、友達と遊んだこと
入学準備にワクワクしていること
きっと素敵な笑顔でみんなに話してくれていたと思うんだ



必ず、いつかは別れが来る
そんな簡単なセリフで片付けられないよね



もし自分の子が突如息絶えてしまったら
平常を保てるんだろうか



・・・全然自信ないや




うちの娘も、息子も、これまで何度か頭を打ったことがあった

すぐさま病院に運び、CT等で検査した
何事もなく、よかったぁ～と安堵したことを思い出した




あの時、もしも・・・










式の最後
友人が列席者へ向け挨拶をした

しっかりとした口調で
とても、立派だった


彼の気持ちを想い、ただ泣いた








祭壇前の焼香に並び
娘さんのお顔を拝見した
まだあどけなくて
とってもやすらかな寝顔をしていた

傍らに友人が立っていた
なんて声を掛ければいいのか悩んだ


　『がんばれ！』


それが精一杯だった





娘さんが、天国で笑顔で走り回ってくれることを祈る

合掌